グアバの栄養と健康効果

グアバの基礎知識

グアバは単に果物としてみれば、あまりメジャーな果物とはいえないかもしれません。しかし、こと栄養面や健康効果ということでみれば、これほど注目されている果物はないのです。


グアバは、別名「バンジロウ・蕃石榴」とも呼ばれことがあるフトモモ科バンジロウ属の植物です。木は3~4mの高さで、樹皮はスベスベしており、卵形の葉を持ちます。花は5枚の花弁を持った白い花で、果実は特有の香りを放ちます。品種によって果肉の形や色、味はいろいろです。


原産地は、熱帯アメリカなど熱帯・亜熱帯の地域ということで、ブラジル、アメリカ、ハワイ、ニュージーランド、インド、台湾などで採れます。日本でも沖縄県で多く生産され、他にも鹿児島県など気候が温暖な地域で生産されています。


グアバの品種は非常に多く、世界に160種類以上もあるとされています。そのため、同じ品種のグアバでも地域によって呼び方が違うことがあるようです。


よく市場に出回っているのは、ストロベリーグアバ、イエローストロベリーグアバなどです。


グアバの実はビタミンCが豊富で、健康的なフルーツとして食べられていますが、グアバは葉も大いに注目されています。実際に、糖尿病予防、ダイエットの効能を期待した漢方もありますし、健康茶・サプリメントの原料としてしてもたくさん利用されています。


また、果実はジャム、ジュース、ゼリーなどに加工され、葉はお茶にして飲まれています。